古本屋に求められる教養

特定の分野の本だけを扱うつもりでいても、周辺を掘り下げていかざるをえないのが古本屋という商売であり、一つのジャンルだけでは収まりきらない、あらゆる文化・知識に通じてい る教養の高さが、古本屋には求められるのです。
いま現在、わが国の本屋で購読できる本、すなわち出版社に在庫があり、流通ルートに乗ってい る本は、七十万点あまりあるといわれています。それに古本屋で扱っている絶版本や雑誌のバック ナンバー、同じ書誌でも微妙な違いがある異本類、いわゆる書籍には含まれない映画のパンフレッ トやチラシなどの印刷物、さらには古典籍類、外国の出版物などを合わせると、市場には千万単住、 もしかすると、億単位の本があふれでいるかもしれません。なお、書名を数える単位が「点」 で、書籍の数は「冊」か「部」で表します。 しかしながら、実際のところ、一個人が興味をもって読む本の範囲は案外と狭いものです。どんなジャンルの本にも興味があり、あらゆる本に通じているという本好きもまったくいないわけでは ありませんが、一般に読書家を自任する人でも、歴史ものなら歴史もの、推理小説なら推理小説と いったように、読む範囲はかなり偏っているものです。「どんな本を読みますか?」と質問すると、 「いろいろなものを満遍なく」などと答える人であっても、その内容をよく聞いてみると、「推理小説、 SFもホラーも」などと言うのです。これではがいろいろなものを満遍なくとは、とてもい えないと思います.
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